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DVDVBOX
 
発売日:2010年01月27日
太陽にほえろ!
1981 DVD-BOX I

伝説のテレビドラマシリーズ
「太陽にほえろ!」DVD-BOX!

価格:39,480円
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『太陽にほえろ! 1981 DVD-BOX I』が発売になりました。DVD-BOXの制作サポートを発注頂いている高島幹雄が、ご依頼により僭越ながらDVDの制作エピソードを主体にしたメイキン グコラムのようなものを書かせていただきます。よろしかったら気楽におつきあい下さい。(いつも同じ書き出しですみません)

 


●『太陽にほえろ! 1981 DVD-BOX I』について


  『太陽にほえろ!』のDVD-BOXシリーズでは1978年放映分以降、6月放映分までの上半期作品と12月放映分までの下半期作品を分割収録していく 形式で、今回は1981年1月から6月まで放映された作品25話分を収録しています。
   この『太陽にほえろ! 1981 DVD-BOX I』の収録作品が放映された時期は、スコッチ刑事を演じる沖雅也が事故で一時欠場したのに加え、ボスの石原裕次郎が解離性大動脈瘤という重病で入院し、長 期欠場するという番組にとって、最大の危機を迎えた時期になります。

 

 

●『太陽にほえろ! 1981 DVD-BOX I』のBOXアートについて


  ボックス・アートのメインカットは、前年1980年に撮影されたドック登場時の屋外での集合写真です。
   本放映当時、日本テレビが『太陽にほえろ!』のカレンダーを毎年発売(1975年から)しており、その1981年版の表紙にも使われていたカットです。 この写真を使った非売品のポケットカレンダーもありました。そういうことで1981年用に新たに撮影された集合写真が無かったのと、当時のアイテムのイ メージから撮影は前年でも今回のDVD-BOX収録作品の放映時期に合ったものではないでしょうか。

 

次回の『太陽にほえろ! 1981 DVD-BOX II』は渡辺徹が俳優としてもデビューするラガー刑事登場の頃の集合写真にしますが、この時、ボス・石原裕次郎が病気療養中だったのでその写真には写っていません。そこをどうデザインに考慮していくか思案中です。
   それと以前のコラムにも書いたかもしれませんが、今のような全話を順番にDVD化していくというアイテムでは、おそらく今後も、集合写真を基本に、新人 刑事の単独写真がボックス・アートになることは無いと思います。ドラマの内容が初期のように1人の新人刑事がその年代を象徴するということがあり得なく なっているからです。それと一般的にはこういう集合写真の方が、パッと見て『太陽にほえろ!』だとわかりやすい方がいいと思うのです。

 

 

●各中ジャケットの写真について


  各ディスクの中ジャケットは、収録されているエピソードの中から写真1点を選ぶことを基本にしています。


前回の『太陽にほえろ! 1980 DVD-BOX II』は、レギュラー刑事8人に対して本編ディスクが6枚だけだったので、収録エピソードとのバランス、現存する写真の内容などトータルで考慮しても、残念ながらボスが登場するジャケットはありませんでした。


   今回は、複数の刑事が写っているスチール写真でジャケットに使えそうなクオリティのカットが多めにあったので、なんとか在籍する8人の刑事がなんらかの かたちで全員をジャケットに登場させることができました。中には当時から掲載されるケースが少なかった珍しいカットもあります。

 

 

DISC-001


   1981年の年明け第1作は1月9日放映。 第439話「ボスの告発」というサブタイトルの通り、ボス・石原裕次郎の主演作品です。DISC-001はこのエピソードをジャケットにしました。ゲス ト・ヒロインの白石まるみと写るカットが多くあり、選ぶのにかなり迷いました。ギターを手にした場面(実際のドラマでは無いスチール写真だけの構図です が)で、ボスの表情が引き締まっていて、白石まるみは今も活躍している女優なので、なるべく可愛らしい表情で写っているカットを選びました。


  石原裕次郎個人のエピソードで語られる事がある「お茶目な一面」が、スチール写真でも見られるカットが多々あります。このエピソードの写真でもそのような表情の写真がかなりありました。ブックレットの方にはその一部を掲載しています。

 

 

DISC-002

 

  第443話「あなたは一億円欲しくありませんか」から、スコッチ刑事・沖雅也による蹴りのカットです。
  沖雅也はこの年の4月11日に東名高速で交通事故を起こして、第457話「長さんが刑事を辞めたくなった」以後、第463話「六月の鯉のぼり」で復帰するまで欠場しました。
   スコッチだけの事を考えれば、第454話「スコッチ、市民を撃つ」での拳銃を持つカットか第463話「六月の鯉のぼり」で長さんとスニーカーの目の前に 現れて犯人を捕まえるカットをジャケットにしたかったのですが、前者は第452話「山さんがボスを撃つ!?」と第453話「俺を撃て!山さん」と、後者は ゴリさんの新恋人の登場編である第462話「あなたにその声が聞こえるか」とそれぞれ同じディスクなので断念して、DISC-002でジャケットにしまし た。

 

 

DISC-003


   放映当時もあまり大々的には謳われませんでしたが放映450回記念作品でもある、第449話「ドック刑事 雪山に舞う」と第450話「ドック刑事 雪山に斗う」の前後編。ドック刑事に扮する神田正輝の特技を活かしたエピソードです。DISC-003 は当然、この回の写真がジャケットです。滑降している写真を使いたかったのですが雪煙によって被写体が薄いものが多いので、ジャケットでの使用はあきらめ ました。当時もあまり公開されていなかった写真ですが、ロケ地の拠点が写り込んだカットにしてみました。

 

 

DISC-004


  第452話「山さんがボスを撃つ!?」と第453話「俺を撃て!山さん」の前後編を収録したディスクですので、ジャケットもこの作品からになります。この作品では比較的有名な構図の写真で、第453話「俺を撃て!山さん」のクライマックスのものです。
   DVDに使うためのスチール写真のネガをチェックしていて(作業の詳細は過去のコラムをご参照ください)、改めて気づいたのですが、第452話「山さん がボスを撃つ!?」のラスト近く、公園で山さんがボスに銃を向けるシーンのロケではカメラマンが派遣されていなかったのか、スチール写真が皆無でした。

 


DISC-005


  第455話「死ぬなスニーカー」から危機を脱した後の場面をジャケットにしました。今回、収録されているディスクの他のエピソードとの兼ね合いで、単独ジャケットに出来なかったロッキーも写っているので、このカットにしました。

 


DISC-006

 

   第461話「ドックのつぶやき」のスチール写真です。本当は第460話「スニーカーよ、どこへゆく」をジャケットにしたかったのですが、今回はなんとか どのようなかたちでも全刑事をジャケットに登場させたいと思い、長さんも写っている第461話「ドックのつぶやき」の場面にしたのです。

 

 

DISC-007


  今回、オーディオ・コメンタリーと映像特典にご登場頂いたゴリさん・竜雷太主演作品、第462話「あなたにその声が聞こえるか」です。
  次のDVD-BOXに収録されるエピソードでは、早くも婚約者となる麻生晴子役、水沢アキとのツーショットをジャケットにしました。
  かなりの数の写真があったのですが、「ゴリさんが晴子を守る」という物語の核も表現されたカットを選んでみました。

 

 

●収録特典について

 

  このボックスでは、ボスの長期欠場という番組最大の危機を迎える時期にあたり、第1話から出演してきたゴリさん役の竜雷太さんにもご登場頂き、当時の様子をお伺いするという主旨です。

 

  収録は2009年11月25日(水)に都内のスタジオで行われました。


 先にオーディオ・コメンタリーの収録のため、ゴリさん役の竜雷太さん、ロッキー刑事役の木之元亮さんがスタジオに到着。
 今回の作品には、竜雷太さんにご登場頂く事にちなみ、第462話「あなたにその声が聞こえるか」にさせて頂きました。木之元亮さんの進行で映像を見ながら、当時の思い出話が語られていきます。特典映像ともまた違った素のトークをお楽しみ頂ければと思います。

 

オーディオ・コメンタリーの収録が終了する頃に、当時日本テレビのプロデューサーであった岡田晋吉さんが合流して、特典映像の収録となります。

 

 岡田さんがプロデュースし、竜雷太さんが主演したドラマを学生時代に見ていた木之元亮さんの感慨深い話に始まり、 第452話「山さんがボスを撃つ!?」と第453話「俺を撃て!山さん」の話題に端を発して脚本談義、木之元亮さんも参加した第449話「ドック刑事 雪山に舞う」と第450話「ドック刑事 雪山に斗う」の志賀高原ロケでのエピソード、そしてボス・石原裕次郎の入院当時の撮影現場の様子などが語られていきます。途中、インタビュアーである筆者が用意した質問を越えて、素晴らしい対談になり、木之元亮さんによる『太陽にほえろ!』とそのスタッフへの思いがあふれる感動的な出来事も起きます。

 

 濃密な32分の特典映像「アンソロジーメイキング」をお楽しみください。

 

 チャプターのタイトルを紹介しておきます。

 

●プロデューサーと俳優、当時を振り返って……

 

●優れた脚本・演じる俳優

 

●志賀高原ロケ秘話

 

●『太陽にほえろ!』が描いてきたもの

 

●ボスの入院

 

 

もう1つの収録特典である「フォトデータ集」ですが、収録エピソードの時期の現存するカラー写真が少なく、モノクロが多めになってます。
  貴重なロケ現場でのメイキング・カット、ブックレットでは紹介できない人物が小さくともそのエピソードの象徴的な場面など、他のドラマDVD商品よりも収録点数が多いと自負しておりますので、そちらもお楽しみ頂ければと思います。

 

  最後にこの場にてお知らせをさせてください。筆者、高島幹雄の企画とディレクションによる『太陽にほえろ!』のベスト盤CD3枚が、このDVDと同日の1月27日にユニバーサルミュージックから発売になります。様々な事情によって約10年間まとまったCDが出せなかった70年代の楽曲だけを収録した『太陽にほえろ! オリジナル・サウンドトラック 70's ベスト』、ドック刑事登場以降の楽曲を集めた『同80's ベスト』、1997年から2001年に渡って作られたリメイクのスペシャルドラマのため録音された楽曲を集めた『同スペシャル ベスト』。作曲の大野克夫さんに監修と筆者のディレクションによるデジタル・リマスタリングで、これまでのCDよりも高音質なものに仕上がっています。特に70年代編では演奏メンバー、エピソードなどの新事実を公式なものとして掲載されています。そちらも手に取って頂ければと有り難く思います。

◆ユニバーサルミュージック 「太陽にほえろ!CD告知ページ」 はこちら


「太陽にほえろ!1981 DVD-BOX I」構成・監修者・高島幹雄

 

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