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太陽にほえろ! 七曲署の刑事たち 関連ドラマ案内 コラム掲載 ユーザールーム
DVDVBOX
 
発売日:2007年08月22日
太陽にほえろ!
1978 DVD-BOX I

伝説のテレビドラマシリーズ
「太陽にほえろ!」DVD-BOX第8弾!

価格:40,530円
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「太陽にほえろ! 1978 DVD-BOX I」が発売になりました。
 「太陽にほえろ!」というと一般的には、萩原健一、松田優作、という部分で、マカロニ、ジーパンがクローズ・アップされがちですが、視聴率的にも全盛期であり、本放映当時、毎週金曜日夜8時に日本国民の多くが見た「太陽にほえろ!」は、ボン、ロッキーを中心に、ボス、山さん、ゴリさん、殿下、長さんの素晴らしいアンサンブルで傑作エピソードの多くが生み出されたこの時代なのです。
 「バップ屋」の担当者からの依頼により、DVD-BOXの制作サポートを発注頂いている高島幹雄が、コラムのようなものを書かせていただきます。ここでは商品の中では書けない話を、深〜い内幕までは書けませんが、DVDの制作エピソードも交えてお送りします。良かったら気楽におつきあい下さい。

 

●「太陽にほえろ! 1978 DVD-BOX I」のジャケットについて
 1978(昭和53)年に放映された全52話を、二つのボックスに分割してリリースする第一弾。1978年1月6日放映の第284話「正月の家」から、1978年6月30日放映の第309話「危険な時期」までの全26話を収録しています。
 ボックスのデザインには、「太陽にほえろ!」DVD-BOXでは初めて、七曲署のメンバーの集合写真を表に使用しました。一般的なファンの方がパッと見ても「太陽にほえろ!」だとわかりやすいもの、「太陽にほえろ!」らしいものになったのではないかと思います。

 各ディスクのジャケットは、限られた条件の中でバランスを保って選ぶのも毎回の悩みどころであります。このボックスはディスクが7枚なので、普通に考えれば、収録エピソードの期間に在籍している刑事を一人ずつ入れていくことが一番スムーズです。しかし、カラーのスチール写真は全話分が残っていません。そこでデザインの打合せの結果、殆どのエピソードが現存しているモノクロの場面写真を統一して使うことになっています(中には現存しないエピソードもあります)。各ディスクのジャケットは、主演エピソードが収録されている刑事の写真を、そのディスクに収録されている話数の場面スチール写真を掲載して、中ジャケット全体で見て全刑事が登場するようなバランスも考慮しています。DVD-BOXの初期には、同じボックスに入っているエピソードであれば、当該ディスクに収録していない話数の写真でも、人物が大きく使えるクオリティの写真を使った方が良いのでは?という意見により、当該ディスクに入っていない話数の写真が使われたこともあり、個人的にはちょっと納得がいかないものでありました。私見ですが、ボックスものであっても表の写真と収録内容とが合ったものにしなくてはいけないと思っていますので、デザイナー、制作担当者との写真セレクトの打合せでも、この方向をご了解を頂くようにしています。それでは各ジャケットに選んだ写真の意図を、時に話を脱線しながらになりますが、書いていきましょう。
 
 DISC-001は、アッコの初主演作第284話「正月の家」にちなみ、アッコにしたいところでした。が、1978年の幕開けのディスクでもありますので、第286話「悪意」の時に撮影された、時の新人刑事、若手刑事コンビであるボンとロッキーにしました。
 DISC-002は、第288話「射殺」からゴリさん、第289話「殿下と少年」から殿下の写真も候補にありました。殿下は第299話「ある出逢い」からセミレギュラーになる新たな恋人との写真をジャケットにすることにして、ここは第291話「トラック刑事」から時の新人刑事であるロッキーにさせて頂きました。ロッキーは、1978年に入り、前年以上に主演作でない作品でも活躍場面が多くなっています。
 DISC-003は、長さんです。今回のDVD-BOXでは、主演作が第292話「一流大学」しかないので、このDISC-003は長さんにすることが一番最初に決まりました。収録エピソードに主演作がある刑事のものを使う、という基準なので、これに決めざるを得なかったというか……。正面写真ではないですが、容疑者を説得するような長さんらしい表情、仕草だと思います。
 DISC-004は、殿下と恋人になる三好恵子(香野百合子)の写真を。第299話「ある出逢い」から以後、連作のシリーズもので殿下の恋愛物語が描かれていきます。悲恋ですが…。第297話「ゴリ、爆走!」でのゴリさんのアクションも表紙候補でありました。
 DISC-005は、第300話「男たちの詩」のクライマックス・シーン。ボスを中心に、ゲストのスコッチもいる場面です。もしもDISC-003の長さん主演作が他のディスクに収録されている話数だったら、DISC-003は第293話「汚れなき殺人者」のボスを表紙にして、DISC-005は、山さん主演の第301話「銀河鉄道」にしたかったところであります。一言で書いてしまうと、中学生の自殺を山さんが止める話なのですが、このエピソードは、今、この時代にこそ、多くの人々、特に中学生の子供がいる家庭、または先生、当事者の子供たちにも見て頂けたら良い話ではないでしょうか。視聴率が平均的に30%を記録し、子供から老人まで、家族で楽しめる刑事ドラマになっていた、当時の「太陽にほえろ!」を象徴する傾向の作品でもあります。
 DISC-006で、ようやくゴリさんがジャケットに登場です。第305話「勲章」から正面に近い笑顔にしました。
 DISC-007は、ボンのターニング・ポイントとなるエピソードの一つ第309話「危険な時期」と、山さんの家庭に息子の隆が戻り、新たにお手伝いさんとして高田加代子(千野弘美)がセミレギュラーとして初登場する第308話「新しき家族」の2作品のみの収録です。第309話「危険な時期」でのボンの精悍な表情もジャケットにしたかったのですが、今回はセミレギュラーの登場編ということで、山さんと高田加代子の写真にしました。普通の山さんの主演作だったら、山さんの表紙登場は他のディスクで調整して、ここは躊躇なくボンがジャケットでしたが……。こんな時に裏面も表と同じデザインにできるリバーシブル型だったら、と思いますが、商品フォーマットとして、それはできないので。
スチール写真の捜索、セレクトについても書くことが許されれば、またいつか別の機会に書かせて頂きます。

 

●特典映像について
 実はこれまでも、特典映像はどなたに登場して頂き、インタビューをお願いしたら良いのか?とバップの制作担当者からご相談を頂いて、発案させて頂いてきましたが、ジーパン刑事のDVD以外では初めて現場にも伺わせて頂くことになりました。
 今回の出演は、1977 DVD-BOXに引き続き、ボン役の宮内淳さん、ロッキー役の木之元亮さんに加え、アッコこと矢島明子役の木村理恵さんにも登場して頂きました。

 木村理恵さんは1975年にボンの登場から少し後に登場して以来、約三年間のレギュラー出演が終了するのが、1978年秋です。大切なレギュラーの一人ですし、ここを逃しては、特典映像にご出演頂く機会が無くなってしまいます。(スコッチ編DVDにもご出演して頂きましたが、残念ながらアッコの時間も短かったですね)。特典映像の企画打合せでもプッシュしてバップの制作担当者にもご了解頂きました。
 撮影日は、梅雨期でありながら夏の猛暑を感じる6月12日火曜日。朝9時に当時、七曲署などのセット撮影が行われていた東京・世田谷区の国際放映、現在は東京メディアシティ(TMC)に撮影クルー、出演者の皆さんが集合して、撮影が始まりました。

 国際放映の周辺にあった喫茶店などについて、木之元亮さんがいきなり電気屋さんに聞き込みに入っていきますが、これは全くのアドリブです。予定外の行動に、撮影クルーは驚きながらも、行き交う車に注意をはらいながら、木之元さんに着いていきました。店内での会話の後、電気屋さんにはDVDに収録することをご了承頂き、御覧のような映像になったわけです。
 午後には近くのスタジオに場所を移しての撮影で夕方4時半頃に撮影が終了しました。制作効率の面から、特典映像の撮影はDVD-BOX IIの分も合わせて一回で行われました。
 どういう話題でインタビューを展開していくかは、特典映像の制作会社とインタビュアーの金澤誠さんに委ねられています。インタビューの話題の中心は、当初オーディオ・コメンタリーに予定、告知されていた第300話「男たちの詩」と、北海道ロケ編の第323話「愛は何処へ」第325話「愛よさらば」になっていました。現場での協議の結果、先行で告知はされていましたが、他のエピソードをオーディオ・コメンタリーにした方が、特典映像と話題がかぶらなくて良いのでは? ということになりました。1978 DVD-BOX Iでは、名古屋ロケ編の第302話「殺意の証明」、1978 DVD-BOX IIでは、長さん主演作でありながらアッコの退職編の第322話「誤射」に変更させて頂いたという訳です。モノ作りは生き物なのです。


●オーディオ・コメンタリーについて
 1977 DVD-BOXから新たにオーディオ・コメンタリーを収録させて頂いています。
テレビの旅番組などでレポーターとしても活躍し、トークも冴える木之元亮さんのロッキー刑事が登場したので、特典映像の撮影でインタビューに答えるものとはまた違った、いい意味でラフな感じの宮内淳さんと木之元亮さんのトークもDVDを見る人が楽しんで頂けたら、という発想でした。前回は発案者でありながら、現場に立ち会うことは出来なかったのですが、今回は収録後の多少の音声編集も含め、関与させて頂きました。
 1978 DVD-BOXに収録されるオーディオ・コメンタリーの録音は、7月12日木曜日に都内の映像関連スタジオにて行われました。
 一日ずれていれば、ボンが殉職した7月13日金曜日です。そのことを宮内淳さんに話してみましたら、「そう、ボンの殉職の放送は13日金曜日だったけど、僕自身は、あれから13日ってイイ事が多い日なんだよね」と語っていらっしゃいました。
 木之元亮さんは、Tシャツに短パンというスポーティーな服装で登場しました。携帯の着メロを「ロッキー刑事のテーマ」にしているとのことです。
 木村理恵さんはジーンズ・スタイルで参加、アクティヴな装いも素敵でありました。収録前でも三人の会話は弾んでいきます。

 オーディオ・コメンタリーの制作方法として、第三者の聞き手が話を展開していき、もしも当事者の記憶違いによる発言があれば、その場で訂正しながらトークを進めるものもあります。「太陽にほえろ!」DVD-BOXは、御覧になる方が現在のボン、ロッキー、アッコと一緒にドラマを見るような感覚で楽しめる方が良いと考え、聞き手を入れずに制作しています。詳しいファンの方から見れば、会話の中に細かい誤り、ツッコミどころもあると思いますが、そこは寛大な心でご容赦頂きたいと思います。その場で会話を止めて、修正をお願いすることも考えましたが、三人の会話が楽しく展開している空気を優先しました。
 本放映当時、様々な想いを抱きながら殉職シーンを演じ、番組を去っていった宮内淳さん、木之元亮さん、そして番組を卒業して以来、アッコ役から離れていた木村理恵さんが、時を経て、再びDVDのために参加して頂くことは、素敵な奇跡ではないかと思うのです。
 欲を言えば、全話にオーディオ・コメンタリーを収録したいところではありますが、物理的に不可能ですので、各ボックスに1話ずつの再会を楽しんで頂きたいと思います。

 いつか、可能ならば、バップ屋の「太陽にほえろ!」販売サイトにて、ファンの方々が聞きたい質問を募集して、採用されたものはオーディオ・コメンタリーにて、○○在住の○○さんからの質問、という感じで、ラジオで手紙やメールを読むようなスタイルで質問に答えて頂く企画があったら、DVDユーザーの楽しみも増えるのではないか、と私見ではありますが、考えております。
 ファンの皆さん、それぞれご意見もあると思いますが、バップ屋の太陽にほえろ!販売サイトまでお寄せ頂ければと思います。


「太陽にほえろ!1978 DVD-BOX I」構成・監修者・高島幹雄

 

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